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ザオ陸

20111030Sun

電子書籍について思うことあれこれ

(紙の書籍と比較して)電子書籍のメリットは、在庫切れ・絶版が起きにくいこと。データなので、いくら売れても減るわけでないし、無論サーバー容量や維持コストも生じるが、一冊当たりのランニングコストは大きくない。

とは言え、あくまで原理上の話で、実際は独自フォーマットと独自閲覧ソフトが使われていたりしてさらにそれが開発中止になったり、DRM付きで販売している会社が配信をやめたり、といった事情で読めなくなることもこれから起きるだろう。ファイル形式の変換ができなかったりとか。


仮の話ですが

そういうのをするっと置いておいて、仮に

  • Creative Commons Licenseの表示
  • PDF、ePubその他 複数のフォーマットで公開されている

という電子書籍があるとして、そういうのが世の中にたくさんあるとどうかなー、と思うこと。

前置きが長かったけれど、「いつでも読める」のは大きなメリットではあるんだけれど、それが故になかなか読まずに置いておいてしまうことがあるなー、と考えている。

以前いくつかのPodcastを聴いていたけれども、あれも(基本的には)ダウンロードしてしまえばいつでも好きな時に聴けるもの、ではあって電波のラジオに比べて非常に利便性の高いものだったけれども、でもだからこそ「いつでも聞けるからいいや」と思ってしまってずーっとそのままのことが多かった。

特にデータなので、そのフォルダとかをわざわざ開かない限りその存在も意識しないし。部屋で積まれているのを目にすることもない。

そうしてしばらく放っておいたら、数時間・数十時間分の聞いてない音声ファイルが溜まっていっていき、それでまた嫌になって聞かないという循環。


無料で聞けたものと有償のものとでは意識も違うけれど、「いつでも読める」というのは確かにとても便利だけれど、却ってそれでいつになっても来ない「いつでも」になってしまうような感じがする。

「いつでも買えるから、別に今でなくてもいいや」、とか。



遠くない未来の話で

遠くない未来に電子書籍が紙の書籍よりも主流になる時代がたぶん来るとは思う。Second Lifeのようなメタバースの未来も来るとは思うし。ただそれがどういう形でいつ頃になるかは想像がつかない。

Amazon,Apple,GoogleAndroid?)が来るかもしれないけれど、日本の出版社が席巻しているかなぁ。漫画はまた見開きとかページの扱いが特殊なので、その分野だと善戦するのかもしれない。


流れとしては

テレビ放送黎明期って、映画業界の方が歴史があって"上"に見られていたけれど、テレビ業界にフロンティアを求めて色々な人が参入していった……的な雰囲気があったらしいんだけれども、そういう感じなのかなぁ。

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