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ザオ陸

20070302Fri

[]名称がつくこと

経由

海外のことは知らないが、日本アスペルガー症候群が一般にも知られるようになったのはここ数年のことだ。今成人で診断されてる人の中には成人してから診断された人が多いと思う。アスペルガー成人の人が書いたものを読むと、子どもの頃から違和感を覚えていたけどそれがなぜなのかどこが悪いのかさっぱりわからず、わからないまま周囲にあわせようとして混乱したということがよく書かれている。この男性も、成人してから診断を受けて、それまで我慢していた分、なんでも障碍のせいにしたくなってるのかもしれない。 kmizusawaの日記 - こういうのがいちばん困る

本論とは違うし、状況も違うんだけれど、なんとなく気持ちが分らんでもないと思うところ。


私は自分が「小耳症」であることを知ったのは高校生の頃で、それまでは耳のことを人に話すときに「生まれつき耳が変」とか「畸形児」と説明していた。

自分が何らかの原因で耳が変になった、そしてそういう人……先天性の形成不良の子供というのは世の中には色々いる、とは理解しつつも、それはかなりイレギュラー存在で、同じような症状があるとは考えていなかった。

それが、曲がりなりにも*1名称つくほどの症例なのだ、ということには非常に驚いたし、「あ、僕だけじゃなくて、他にもこういう人がいるんだ」と感じれた。

自分が悩んでいたものに対して「名前のあるもの」として、認識できるようになったのは、それからの耳についての考え方にしても、かなり大きな事であったように思う。


が、そうは言っても、小耳症の発生頻度としては 6,000人~10,000人 に1人の割合という珍しい存在なので、街中でそうそう見かけることもなく。

その後、インターネットを使うようになってから初めて、実際の情報を得たり、お会いする機会があるようになったのだけれど。

*1:私の母は看護婦だったのだが「小耳症」という言葉を知らなかったほど、マイナーなものであったようだ

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