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ザオ陸

20121226Wed

縦書き・横書きについて思うことをつらつらと

縦書き不要論 - Nothing ventured, nothing gained.

こちらから連想したものの、あまり意見としてまとまっていないけれど現在の考えをメモするという意味合いでつらつらと。


理想的には

紙と違ってデジタルな文字の情報なのだから、受け手側が自由に変更していけるのが理想的。

私がRSSフィードリーダーを好きなのはこの点で、ブログのデザインがどうだろうが内容を読むときは読む側が比較的自由に背景色・文字色・文字の大きさを変更できるのは大きな利点だと考えている。フォントも閲覧者側で自分の読みやすいようにカスタマイズすればええがな、と思う。

当然、点字ディスプレイや音声化も(可能であれば)受け手側が好きに選択できるのがベスト。


まぁ、まだ現状はそうはいかないんだよね

SVGの場合

最近個人的な興味のポイントはSVGに集中しているのだが、例えばSVGでも文字列の縦書きには一応対応しているもののなかなか難しい状況

参考:文字列の挿入 - svg要素の基本的な使い方まとめ


先日のエントリーでは

ただ文字周りはブラウザ間での差異も多々あるため(特に縦書き)、容量が増えてしまいますがいっそアウトライン化してしまうのも一つの手です

Advent Calendar 3日目:SVG画像を1キロバイトでも削るダイエット術! - 聴く耳を持たない(片方しか)

と書いたが、ラスター(ビットマップ)画像や他のベクター画像と違い、せっかくテキスト情報として取得ができるSVGでわざわざアウトライン化するのは忸怩たる思いもある。

とは言え様々な環境で見られることを考えると、縦書き対応は難しくいっそ諦めた方が楽は楽。使えるなら使いたいけれども。

横書きの文化

受け手側が自由に変更できるようになるのが理想、なのだけれども扱いの難しいものもある。

従来の縦書き組版について蓄積のあるもの(鍵括弧や句読点など)も勿論そうだが、顔文字やアスキーアート(AA)もその一つ。AA自体は好き嫌いはあるだろうし、私自身もあまり好きではなく滅多に使わないのだが、文化としては無視できないだけの利用者の数と表現の幅があるのも事実。

これらはそのままでは縦書きには変換が難しく、いかんともしがたい存在。またあれは図表として捉えればよいのか、どうか?も悩ましい点ではある。


今のところ「横書きのAA」というのが主流だが、今後「縦書きのAA」というのも開発されるかもしれない。そうした場合さらにそれらの変換は困難になってくるだろうし、またAA自体は日本語だけでなく他の言語でも存在するし。


そういったことを鑑みると、現状ではまだまだ難しいなー、というのが現在の認識。

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20121219Wed

[]現在は更新されていないが、内容は充実したサイト

「現在は更新されていないが、内容は充実したサイト」というのはなかなか注目されにくいな、とはときどき思ったり。

ホームページ時代に作られたサイトでコンテンツは非常にクオリティが高いのだけれども、現在は更新されずそのまま、とか。そういう。


検索エンジンのアルゴリズム的な面で、どうしても新しい情報を価値のあるものと判断しがちだし。それは書籍の世界でもそうかなぁ。Web漫画の「堀さんと宮村くん」が上手いのは一応メインのストーリー部分は完結しているものの、番外編というかおまけ部分?の更新は未だに続いていること。

そのことで既存の読者も定期的に見るし、情報が新しく動くことで新たな読者も呼び込めるし、ですごいなー、と思う。


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20121211Tueこの日記もうっかり一年ぶりの更新だった

[]半年更新していなかったブログにお客さんを呼び込む上で考えた手段とその分析

F’s Garage @fshin2000 :ブログ記事の流通の難しさ

から連想して書き出してみたものの、関係あるような無いような中途半端な話題に。


唐突に話が変わって、Advent Calendar(アドベントカレンダー)というものがあります。

どんなカレンダーかというと

アドベントカレンダー(Advent calendar)は、アドベントの期間中に窓を毎日ひとつずつ開けていくカレンダーである。 アドベントカレンダーに作られた窓を1日に1つずつ開けていく。そして、全部の窓を開け終わるとクリスマスを迎えたことを教えてくれる仕掛けになっている。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%99%E3%83%B3%E3%83%88%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%89

An Advent calendar is a special calendar used to count or celebrate the days in anticipation of Christmas. The days often overlap with the Christian season of Advent. Despite the name, most commercially available Advent calendars begin on December 1, regardless of when Advent begins, which can be as early as November 27 and as late as December 3. Many take the form of a large rectangular card with "windows" of which there are usually 24: one for each day of December leading up to Christmas Day. One is opened every day leading up to Christmas. The calendar windows open to reveal an image, poem, a portion of a story (such as the story of the Nativity of Jesus) or a small gift, such as a toy or a chocolate item.

http://en.wikipedia.org/wiki/Advent_calendar

小さいポケットや袋、箱のようなものが24個用意されたカレンダーで、12月1日からそれらを順に開けていき中に入っている飴やチョコレートをゲットしつつクリスマスを楽しみに待つ、という子供向けの行事ですね。

……そのことから、技術者が基本的に12月1日から毎日技術的な記事を書いていく……というのが近年日本でも流行っています。

本来、アドベントカレンダーというのは、イエスの降誕祭を待ち望み、12月1日からクリスマスまでの間に1日一個ずつクリスマスツリーを模したカードの窓を一個ずつあけていくようなもののことです。

一方、エンジニアの世界では、技術系アドベントカレンダーというものがあります。これは、一日一個ずつ tips 的な記事を掲載していくというものです。Perl の世界では、2000年からはじまっています(発祥がどこかは寡聞にして知りませんが)。

http://www.perladvent.org/archives-Yd.html

http://blog.64p.org/entry/20081216/1229387324
関連リンク

2011年の技術系Advent Calendarについて

2012年の技術系Advent Calendar関連リンク


そんな Advent Calendar は以前から知ってはいたものの、ハイレベルな技術ばかりでちょっと難しそうだなと考えていたところ、面白そうで私にも参加できそうな分野の Advent Calendar があったので

GraphicalWeb (CSS, SVG, WebGL etc) Advent Calendar 2012 - Adventar

今年初めて書いてみようかなと思ったわけです。

題材は最近興味のあるSVG


ただ、普通に書いてみてもきっとアクセス数はしょっぱいものになるだろうな、という危惧がありました。

……というのも

  • SVG」という存在そのものが認知度が低い
  • ダイアリーの更新頻度が低いのと、最後に書いたのが7月でほぼ放置状態だったので読者がいない

という点。

例えば「イラストの描き方」という題材なら老若男女様々な年齢層の人でも関心を持ってもらえるかもしれませんが、これが「ベクター画像のファイルサイズを減らす」ではおそらくベクター画像の存在からして、理解している人が限られてしまうでしょう。

そのため切り口として、「Adobe Illustrator」とやや間口を広げるところを狙ったものの、それでも有料ソフトウェアのTipsでは対象となる母数はあまり見込めないわけです。

それでも普段から私のダイアリーがいつも人気で読者も多いのならばともかく……ですが現在は放置状態ではそれも難しいところ。



いやいやそんな、アクセス数なんて拘泥せず良い記事を書くことに注力していくべきだ……というのも一つの姿勢ではあるものの*1、せっかくなのだから多くの人に読んでほしいな、と思うのも人の心なわけで。

普段の個人のダイアリーなら別にアクセス数少なくてもいいのですが、特に今回は 技術系のAdvent Calendar という企画物でみんなで盛り上げよう、という部分もあり。



その辺りを勘案した結果、記事自体の質を高める、またなるべく分かりやすくかつ「SVGとはなにか?」辺りも含め初めての人でも理解しやすいものを目指す*2……のは当然として、

当日の記事に共感や興味を得られそうにないなら、別の日に客寄せパンダ的な意味で、人気が出そうな記事を書いてそちらから導線を持ってこよう、と考えました。

つまり、私が担当したAdvent Calendarの投稿日 12月3日(月)の前に連続でダイアリーを更新する、という企画でした。それもおそらく話題になりそうな、アクセス数を集めそうな方向を狙ってエントリーを更新するという試みで。ここ数年、月に一回も更新していないようなダイアリーで連日連続更新という。

で、実際には

こんな感じですね。

蓋を開けてみると、11月30日の記事は予想以上にアクセス数が伸び、はてなブックマーク数も現時点(12月11日)で 455users と相当な数になりましたし、12月2日の記事も 103users とかなりの反響がありましたし。

そして結果的に12月03日の記事はこのような形に

こちらは はてなブックマーク数では現時点で 34users


振り返ってみて

そもそもこうした手法が有効だったのか?も含めて色々考えるべき点はあるのですが、客寄せパンダ自体はコケずに済んだのはラッキーでした。

私のダイアリーはアクセス解析を公開しているので、そちらで実際のアクセス数は見れますが

http://counter.hatena.ne.jp/rikuo/?cid=1

(私のダイアリーとしては)それなりにアクセス数も増えたのは良かったかなと。またTwitter経由の流入が多い反面、Facebook経由はそれほどでもなく、それは「いいね」ボタンを設置していない為なのかどうなのか、その辺りは次の機会に設置してみて効果を検証してみたいな、というところ。

狙いであった、当日の記事の注目については、うーん、まー、こんなものじゃないかなぁ。SVG関連の他のブログでの反響と比べてみても、それなりかなとは。


今後の方針

急に話が変わるのですが、来年2013年は私がホームページを作って10年、という地味な節目。

そうしたこともあり、また内容も古くなっていることもあって私の生来の障害である、「小耳症」のコンテンツも新たに作り直そうかと準備しているところです。ただなにせ1万人に1人の割合で生まれるという、珍しい病気なのでそもそもその存在すら知らない人がほとんどかな、と思うわけです。

そうなるとせっかく作ってもなかなか読んでもらえる機会が少ないだろうなー、というのは予想できるので、今回のように客寄せパンダ的な話題を作って導線を張るとか、または馴染みがあるように記事を漫画チックにするとか、色々とキャッチーなことができないか、と考えています。今回の試行が活かせる機会があればなと。


もちろん内容そのものの完成度を高めるのが第一なんですけれども、ね。


小耳症関連の情報について

ざっくりと、した分類ですがインターネットの個人サイトの系譜として

と、すげーいい加減な分類過ぎるのだけれども、ざっくりと。こんな風に分けられる、としておきます。

ホームページ時代には、それぞれが(X)HTMLを書くのが当たり前で、プロフィールやらコンテンツを整理してまとめるのが当然のことでした。ただそれは知識も必要になりますし、なによりメンドイ。

ブログ時代になると更新が楽、エントリー単位で書けるというのが大きな特徴で利用者が大きく増えていったのもこの時期。

SNS時代、というのが雑すぎるくくり、とは自覚しているけれども、ここでは会員登録しないと見れない、またはサービスそれぞれの友達にならないと見れないようなページの形態、という。もちろんTwitter/Facebookはそうじゃない設定はできますが。


で、こうした感じにおおまかな区切りをつけていったとき、ブログからmixi/Twitter/Facebook、と時代が流れていくにつれてユーザー同士お互いの交流がしやすくなったのは大きな変化なものの、段々と内に内に情報が閉じこもってしまうように感じています。


例えば、生まれつきの病気に悩む中高生がいたとして、その病名で検索してみたときにmixiTwitterFacebookのようなサービスは必ずも見やすいものではありませんよね。今、ホットな話題であるとか、友達同士で交流するには便利な反面、全く新しい人が入っていくには難しい面が大きいです。

これはブログでもそうで、大抵のブログは最も新しい記事が前面にあります。例え目的の内容のものがあっても一つの記事もそれほど文字数は多くなく、それほど深い事柄については掘り下げられないのが現状です。*3



そう考えたときに、例えば私のような1万人に1人の病気について、とか小学生のころに形成手術を行って、とか日常生活の上でこんな苦労があってさー、とかそういった体験談をまとめる場合は旧来のホームページのような形態で*4まとめるのが読みやすいのではないのかなー、というのがこのところ考えていることだったり。


あとここ数年の、Twitter/Facebookの流行でブログサービスの停止が増えてきているわけですが、それまであったブログがなくなってきている、という状況も気がかりなところ。また仲間や情報を得ようと思ったら、Twitter/Facebookで簡単に得られるようにもなっているためか、わざわざブログにすら書かない*5というのも増えているようにも感じます。


私自身のインターネットの体験として、これまでの人生・日常生活では小耳症の人に出会う機会は1万人に1人の病気であるために皆無だったのにもかかわらず、ネットを通じてみると色々な人が検索でヒットしてその後 交流できたことは大きな経験だったので、そうした機会を、おそらく悩んでいるあろう若い人にも与えられたらなー、と思うわけです。


そこら辺を来年は、が、頑張りたいな……(予定は未定ですが)

*1:私もそこまでアクセス数を追い求めているわけではないですし

*2:その結果、全体の分量がが長くなってしまいましたが

*3:もちろん工夫次第で色々カスタマイズできるものもありますが。

*4:または企業や商品のページのような形態で

*5:これは私もですが

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