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Twitter::TheLastWill::archive::16

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これは http://twitter.com/TheLastWillTwitterでの投稿を再構成したものです。@TheLastWillについては Twitter::TheLastWill で説明しています。

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  1. 僕は身体が不自由な人用優先駐車スペースに車を停めるとブザーを押し、店員さんに介助してもらいながらようやくお店に入った。「すみません、わざわざ」「いえ構いませんよ、なんでしたら商品もお取りしましょうか」「ありがとうございます。本当サイコキネシスが使えないと不便で」 #twnovel
  2. 「同僚の薦めでツイッタ始めました!」そう投稿するとログアウトした。「同僚からTwitter薦められたなう」「オレ既にやってるの黙って、ダミーで新規アカ作ったw」 #twnovel 奴がやっていたのは薄々気付いてたが、確証がなかった。カマかけが効いたな「へぇ大変でしたねぇ RT @
  3. エレベーターに乗ると、同じビルだが上のフロアの会社の人に声をかけられた。「失礼ですが、そちらは女性の社員多いですか」「まぁそれなりに」「では託児所があったり」「いえ、それは無いですね」「……ですよね」「?」「……そちらの階は夜中に子供の泣き声が聞こえませんか?」 #twnovel
  4. 鳴らないケータイを持ってる手もかじかんできた。雨が傘を叩く音だけが響く。私が急に会いたい、ってメールしたんだから無理もないよね。画面は冷たい光。いつの間にか雪になって痛いくらい静かだ。あ、彼の足音が聞こえた。あとでゴメンって謝ろう。でもまず「ありがと」と言わせて #twnovel
  5. たまたまなんだと思うけれど、彼の言葉をbotが呟いた。もちろん、それは偶然。分かってる。botはランダムに転載して口調を変える。プログラムに沿って動いているだけ。分かってる。でもそれ以降、私はときどき…いや、よくbotを読むようになった。もしかしたらまた彼に、と #twnovel
  6. 「オフ会に出たらさ、結構かわいい娘いたんだけど。いや、最後まで聞けって。で、その娘が『ずっと気になってました!前世で一緒に戦った仲間ですよね』とか言い出すわけ。もうビックリしてさ、言ってやったんだよ『そんなはずはない、俺はナポレオンの生まれ変わりだから』ってね」 #twnovel
  7. 世界中の子供たちから尊敬され、憧れの存在であるサンタクロース。しかし、一身に期待を集める彼に何故これまで対抗組織が現れなかったのか?疑問に感じたことはないだろうか。別にプレゼントを配るのは誰でもいいのに。その答えはまるで血のように赤く染まった彼の服に隠されている #twnovel
  8. 「捕獲は困難を極める。一晩で世界を股にかける男だ、瞬時に亜音速に達する能力を有する。そこでスタジアムを用意した。全国から選りすぐりのよい子を集め、枕元に靴下と手紙も配置。いかな彼でも数万のプレゼントを置くには隙ができるだろう。罠と気取られる?…それでも彼は、サンタはきっと来るさ」
  9. 「まず一つ言っておく、サンタは一人じゃない。当たり前だ世界を移動するなんて無理だろ、分担作業だ。二つ、若者もいる。むしろ一族の長老は広報活動だけで、実務は若手の仕事。でだ三つ目、明日学校で会っても秘密は黙ってること。っていうか高校生にもなってサンタを信じるなよ」 #twnovel
  10. 以前はゲーム音楽を制作していた。だが劇中歌が好評を博し、最近はアイドル向けに楽曲も提供している。そんな僕のCDを年配の方がまとめて購入しているのを目撃した。嬉しくなって思わず話しかけた「いいですよね、これ」「ええ耳かきにね。通俗的な曲だと耳垢がよく溜まりますな」 #twnovel
  11. ゲームを買いに出かけた。息子はサンタに天体望遠鏡をお願いしたが、靴下は空でお冠だ。「なんで今年はダメだったんだろう」それだけには答えられないからね。望遠鏡を覗けば空の向こうに靴下の縫い目が見えてしまうだろう、ここが僕がサンタに望んだ世界だと教えるわけにはいかない #twnovel
  12. 隕石落下のニュースに、大人は慌てるばかりだった。僕らはネットで連絡し合って、世界中の皆でフロリダに集まってなるべく重いおもちゃをサンタさんにお願いした。翌朝、急激な質量の変化で自転と公転と地軸まで変化して大ニュースだった。隕石?うん、通り過ぎたよキレイだったなぁ #twnovel
  13. 「蠱毒(こどく)は知っているかね?」「はい、壷に毒虫や毒蛇、蜘蛛を入れて最後に生き残ったものを用いる呪術ですよね」「その通り……もしも地球が創造主の作った蠱毒の壷だったら?」「まさか」「何世紀もの戦争の果てに勝利した超大国の人間が、残らず姿を消したのは呪術に…」 #twnovel
  14. 雪原に立った青年は一族の長から呪いを受け、掟通り仲間と一緒に多くの荷物を抱え旅立つ。サンタを疑う者は、一人で世界中の子供に贈り物を配られるはずがない、と言う。だが常人には一晩でも夜は長い。彼には特に。仕事を終え旅から帰った彼の髪と髭が朝日を浴び鮮やかに白く輝いた #twnovel
  15. 「親分こっちでさ」「おぉここか!お宝が眠ってる迷宮ってのは」祖父は一代で財を成し、その晩年を費やして迷宮を作り上げ財宝を守った。どこから噂を聞き付けたのか、こうして宝を狙う者はやってくる。僕は慣れた手つきで罠にはめ、身包み剥いで逃がした。おかげで生活には困らない #twnovel
  16. 深夜ラジオを聴きつつ、ノートに鉛筆を走らせる。今年を振り返るそうだ、やれ政権交代だ、やれ新型インフルエンザだ、と。くだらない。僕には明けて次の月が大切なんだ、振り返るのは後でいい。そう言い聞かせた。いや振り返る思い出が何一つ無いから逃避しているんじゃない、断じて #twnovel
  17. 小説家の妻が実験したいと言う。新作で推理物を書くのだがトリックが巧くいくか試したい、と。私が死体役で横たわり、妻が動かそうとするが難儀してた。やはり女性の力では無理ね、と細かくメモをしている。まるで本当に殺人を計画してるみたいに真剣だ。きっと良い小説になるだろう #twnovel
  18. 四聖獣の青竜・朱雀・白虎・玄武のうち、実際に我々が見れるのは白虎(ホワイトタイガー)のみと誤解されているが、四聖獣は実在する。平行宇宙には白虎はいないが青竜がいる世界があり、朱雀や玄武も同様である。白虎が希少なのはその世界への密輸が横行している為とも言われている #twnovel
  19. どんなこと意識して作ってますか?「やはり、私の作るのは椅子ですからね。座る人にリラックスできるようなものを目指しています。包み込むような温もりというかな」ありがとうございました。本日の『こだわりを訊く』は電気椅子職人の斎藤さんからお話を伺いました、ではまた来週! #twnovel
  20. ある日、祖父が神棚を買ってきた。前から欲しかったんだよな、と言い設置したが、私が何か祭事が必要なんじゃないか?と尋ねても笑うだけだった。欲しがった割にその後はほったらかしであったし。しかし、ぽっくりいった葬儀のあと、覗いて見て理由が分かった。なるほど、へそくりか #twnovel

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