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Twitter::TheLastWill::archive::15

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これは http://twitter.com/TheLastWillTwitterでの投稿を再構成したものです。@TheLastWillについては Twitter::TheLastWill で説明しています。

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  1. 「握手する際に、指輪に仕込んだ針でチクリと毒を流して、相手を死に至らしめる暗殺があるじゃないですか」「あぁ、漫画で読んだことがありますね」「彼はその指輪を隠し持っていました。ただ貴方のスピーチがあまりにも面白かったので、それを忘れて拍手してしまったのでしょうね」 #twnovel
  2. その名で呼ばれるのは何年振りかな。ただ最初に @ をつけるのがここの礼儀だ、少年。今はbotspamしかいないこの空間で「呟き」で何かを訴えるなんて無駄なことはやめた方がいい。誰も見やしない。じゃあ何で #twnovel 書くのかって?…そうだな「アイツ」との約束…だから、かな
  3. 投稿した憶えのないものがあるんです、携帯からでパスワードもきちんと管理してるし…「それはツイッター人格の仕業ですね」?「他の人格が貴方の代りに操作したのです…治療すれば治りますよ」 #twnovel 「TLの皆ただいま!心配かけたね」私は今、意識の底で本来の人格の投稿を眺めている
  4. 「助言通り、ログをプリントアウトしてお医者様に持って行って、診てもらいました」「マジでw」「ええ、それで診断としては、様子を見て通院を勧められました」「やっぱりw、だから病院行けって言ったんだよwww」「…ですから、病院へ行きませんか?見せたのは貴方のログです」 #twnovel
  5. 人を殺して逃げました。冷たい雨が降る夜でした。だけど追う者は誰もいない。彼女と僕が先の戦争で生き延びた数少ない生存者だったから。そして僕が最後の人類。髪も抜けて長く苦しんでいた彼女を殺して、僕は逃げました。もう何もかもから。冷たい黒い雨が焼けた大地を濡らしている #twnovel
  6. 「人を殺して逃げました」と刑事が告げた。妻が浮気相手に殺されて、そいつは現在逃亡中らしい。そう言えばいいのに、持って回った言い方をして、鼻につく男だ。芝居がかった口調で「この度は大変ショックでしょうが…」とまで言う、いいからもう1つの悪いニュースの方を教えてくれ #twnovel
  7. 「こちらのベットはいかがでしょうか?人間工学に基づいてデザインされ身体のラインに合わせた緻密な構造で、お客様の体重を包み込むように支えます。少し横になるとリラックスしてたちどころに安らかに寝入ることができ、2度と目覚めることのない深い休息を永久に得られますよ。」 #twnovel
  8. 平行宇宙占いをしてる。「親の薦め通り進学してたら、僕はどんな人生だったでしょうか」「…貴方がそれを選んでいたら、授業についていけずパチンコ三昧で落ちぶれた未来が見えます」「なんだ良かった」客の人生の『もしも』を判定するのが仕事だ。本当にそんな力が?いや客が満足すればいいじゃないか
  9. 交通量調査のバイトをした。自動車が8,954台、軽車両(馬含む)が1,452台(または頭)、歩行者が3,671人、成竜が1体、神が3柱(うち2柱は神輿で、1柱はたたり神として人に憑く形で)、死者が78人(幽霊及びゾンビも含むが、その場で死んだ7例は歩行者に含む) #twnovel
  10. 「やぁボブ今日は何の用件だい?」「聞いてくれジョン!長年の研究がついに結実したんだ」「リアリー?それは例の」「そう死者の復活さ。だから実験台として試しに死んでくれないか?」「なるほど、お安い御用さ」 #twnovel 「……とジョークを言ったら彼は自ら撃ったんですよ、本当です!」
  11. 人の身で竜を殺した者は未だ存在しない。偉大なる魔導師も悪竜に挑んだが、命を賭して岩に封ずるまでであった。だがいかな刃も竜岩に通じず、時の流れの研鑚によりいずれ封印は破られるだろう。寡婦は遺言通りそこに種を植えた。長い年月で岩を割り、竜殺しの世界樹と呼ばれている #twnovel
  12. 人生に悲観して屋上の金網を乗り越え、へりに立ったことがある。風が恐ろしく強く、寒さで足が震えた。そんな僕に彼は「お前の身体に実は竜が封じてある。死んでしまえば世界はお終いなんだ」と説得した。思わず笑ってしまったが、僕は世界を救うため今もやりがいを持って働いている #twnovel
  13. 窓を開けると、青空に絵筆を引いたように白い煙が流れていた。いつもと変わらぬ朝だ。私は朝食を急いで食べ、宿題と水筒の用意をして学校に向かう。午後から社会学習で、この街を支える機竜の見学の予定だから楽しみ。パパが生まれるより前からずっと天国に向かって飛んでるらしいし #twnovel
  14. 竜を御した者を俗に竜王と呼ぶ。神話の時代には何例か見られたそうだが、現代の魔導師にそこまでの器はない。甘言や宝石を用いても、下心を見透かし黒い腹ごと焼かれるだけだ。ただ寒村に住む少女の歌声には耳を傾けるという。彼女は光を失っていた為、静かにしていれば怖れないから #twnovel
  15. 高い空に飛竜がうねうねと泳いでいる。地上から見えるほどだから相当大きいんだろう、眷属のワイバーンがやっと確認できるくらいだし。オトナは嫌がってるけど、僕らは飛竜が好きだった。だって、その間は爆撃機も怖がってやってくることないし。しばらくはゆっくり川遊びができそう #twnovel
  16. いい小説の案が浮かんだ。早速メモしよう、とケータイを開いた途端すっかり忘れてしまった。肩を落としていると視線を感じた。青年がバツの悪そうな表情をしてる。「私の能力なんです」?「人の名案を奪うんです、自動的に。全く迷惑ですよね」「こんなアイデアお返ししたいですよ」 #twnovel
  17. 【理想と現実】「君に失望したよ」「お、お待ち下さい!次こそ必ずや」男がボタンを押すと、部下の足元が抜け奈落の底へ落下した #twnovel 「君に失望したよ」「お、お待ち下さい!」男がボタンを押すと、女の声が流れた『安全装置を解除します。暗証番号を入力して下さい』「……」「……」
  18. 目覚めてカーテンを開けると、一面の白銀の世界が広がっていた。目を細めてしばらくその光景を眺め、白い息を吐く。早速、着替えて外に出てみよう。まるで遠足の前の夜のような高揚した気分で、僕はコールドスリープ装置を片付け、計算通り白骨で埋め尽くされた世界を防護服で歩いた #twnovel
  19. ジャンプしてどれだけ高いとこにタッチできるか?友達と競争するのがブームだった。廊下の天井は簡単。ミニバスのゴールもいける。ただ3階の図書室の前の廊下の天井はちょっと高くなってて触れるのは僕だけ……だった。だから気付いたんだと思う。そこに先生の体が隠されてることに #twnovel
  20. 「『国破れて山河あり』と昔は言ったそうだよ」「なんですか?それ」「故郷の古い言葉さ、戦争に負けても山や川の自然は変わらずそこにある、ってね」「……へぇいい時代もあったんですね」「あぁそうだな」捕虜たちがガニメデの空を見上げても、もう青い輝く水の惑星は探せなかった #twnovel

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