Hatena::Grouprikuo

Twitter::TheLastWill::archive::14

Twitter::TheLastWill::archive::14

これは http://twitter.com/TheLastWillTwitterでの投稿を再構成したものです。@TheLastWillについては Twitter::TheLastWill で説明しています。

まとめトップ

<< 前の20件 | 次の20件 >>


  1. 彼は林間学校にぬいぐるみを持って来た。枕が替わると寝れないから……とは聞くが、6年生にもなって男がぬいぐるみを大切に抱えるなんて!と同級生はからかい、バカにして、しまいには窓から投げ捨てた。彼は気も弱くただ泣くばかりだったが、朝になると姿を消し、ぬいぐるみだけが部屋に置かれていた
  2. 僕は幽霊を信じない。学生のころ友人と飲んでたら死後の話になった。僕は霊が存在すると主張し、彼は無いと譲らない。そこでどちらかがもし死んだら化けてくるよう約束した。それなら結論がでるだろう、と。……昨年、彼が不慮の事故で亡くなったが、未だに現れてはくれない。僕はまた君に会いたいのに
  3. 手紙を書くとすぐに届くのですよ、と義父にメールの説明する。これは郵便受けのようで、送受信しないと送ったことになりませんと。葉書と違ってすぐに返事が返ってきます、例えばとケータイで返信した。義父はどこまで理解したのか、感心したように、これが孫に送れればな、と呟いた #twnovel
  4. 「せっかく指が綺麗なんだから手入れしないとダメよ」でも僕は男だし「私の手なんか子供っぽいから羨ましいくらいなのに」とふざけてマニキュアを塗られたりもした。君が言ったから今でも爪は丁寧に揃えてるよ。その褒めてくれた指先で唇に触れても、もう目を覚ましてくれないんだね #twnovel
  5. 「これは君のために書かれる物語。望むなら剣と魔法の世界に旅立ちそこで冒険をしてもいいし、空から突然現れた少女と生活しても、怪事件を解決する探偵になっても構わない。全ては思いのまま。ただし紙幅が140字に限れてしまうのが残念だが。いかがかな?」「って説明長いよ!」 #twnovel
  6. 彼女は青年に見惚れた。均整の取れた体に端正な顔立ち、これほど美しいものが存在するのかと溜め息を漏らした「僕の体はそれぞれ美男や美女から交換したものです。瞳も腕もね。貴方の髪は素晴らしい、是非譲ってくれませんか」彼女は彼の一部になれるなら、と髪を売り夫の懐中時計を吊るす鎖を手にした
  7. 『展示中の絵に触れても構いませんが、ご注意ください』と立て札があり、どういうことか学芸員に尋ねるとこの絵は動くのだと言う。よく見ればギョロリと龍がこちらを睨らんだ。別に噛みはしませんよ。ただ逃げてしまわないようにずっと見張る必要がありますが、と疲れた様子で呟いた #twnovel
  8. 「よぉねーちゃん、オレ達と楽しいことしない?」「やめてっ離してください!」「お、結構かわいいじゃん」「人を呼びますよ!」「こんなところで誰も来やしないって」「本当にやめ…」「え?何その口……」 #twnovel 「だからやめてって言ったのに、あーあ、最近ダイエットしてたのになぁ」
  9. いくら敵兵とは言え、銃にプリクラを張るような少女に止めを差すのは気が重い。だがすぐに手を打たないと再び動き出してしまう。『ゾンビ化』。学徒動員でも足りない戦力は、生ける屍で補うという作戦。「…おやすみ」頭を吹き飛ばし、彼女に永遠の眠りを与えた。サイボーグ化された僕には流す涙もない
  10. 僕は物語を書き続ける、君のために。窓から見える木々の木の葉が全て落ち、胸がざわつく夜でも希望を持って明日を楽しみに迎えられるように。翌朝も笑顔でおはようと挨拶できるように。続きが楽しみで不安なことなんて考えられなくなってしまうように。僕は心を砕いても物語を書き続けるよ、君のために
  11. 矢を射ている。髪型を変えた。うーん、また外れたみたい。今度はメガネにしてみる。これも外れ。彼のハートを射とめるために、私は諦めず何度も矢を放ってる…つもり。チャンスは通学で一緒になる電車だけ。メアド?そんなの無理だよ!これで精一杯。明日は彼が前に読んでた小説を手にしてみよーかなぁ
  12. ナイフを持つ手が震えてた、やっぱりガキだな。「おい、落ちつけよ」「う、うるさい近寄るな!」「そんなものしまって話をしようじゃないか」「何なんだよ、お前!」「善良な警官さ。とって食おうって訳じゃない。なぁ腹を割って話そうぜ、あ、さっき刺したらオレの腹は割れてるけどな。ゾンビだから」
  13. #twnovelのネタが浮かぶのってどんなときですか?「散歩中かな」「夢の内容を膨らませたり」「風呂に入ってるときに思いつくね」「煙草吸うと調子でるよ」「私はコーヒーが必需品」「甘いものがいいね、チョコとか」「食事は確かに重要だね、脳の栄養に。おかげで村の人口が減って大変だよ」
  14. Is this a pen? no this is Ken #twnovel 「健は、息子は無事なんだろうな」「ククク、さぁて」「貴様!」「丁重に扱ってたよ、我々はね」「?」「ところでそのペンはどこで見つけたのかね?」「お前たちのアジトで…ま、まさか」「そう魔法で変えた健君だよ」
  15. 「ガラスの壜に星の欠片を隠している。流星群の中でも一際大きい流れ星は、空に傷痕を残して消える。その欠片をこっそりと壜に入れた。普段はただの鉱石にしか見えないけれど、雪の降り耳が痛くなるほど静かな夜にはほのかに光を放つ。じっくり待つとやがて歌も聞こえてくるんだよ」 #twnovel
  16. なぜか人気のある #twnovel の書き手が次々に失踪する事件が起きていた。居住地もバラバラで互いに接点が無く、原因は誰も分からなかった。私もそうだった。1001個目のtwnovelを書き上げるまでは。官吏に脇を抱えられて王の前に立ったとき、あと何夜生きられるか想像できなかった
  17. 見渡す限り一面に落ち葉で、赤や黄色の鮮やかな絨毯に私たちは興奮した。しばらく天気が続いたこともあって、カサカサに乾燥した落ち葉を踏み踏みして音を鳴らすのは楽しく、夢中になっていてもう1つ足音が増えていたのが分からなかった。気がついたときには視界も赤く染まって…… #twnovel
  18. 蛙が鳴いていた。夏の間は田んぼで大合唱してた彼らも、シベリア寒気団がやってくるこの頃にもなるとすっかり姿を消し、彼の独唱だった。私はそれでも朗々と鳴く彼にいたく感動し、思わず駆けより音色の素晴らしさや、リズムの巧みさを精一杯褒め称えたが始終眠そうで夢うつつの様子 #twnovel
  19. お得意様が今日も来店された。「いらっしゃいませ、いつもありがとうございます」「これお願いね」霊前に絶えず飾っているのだろう、週に数回いらしてはお買いになられていた「主人が好きだったのよね、この花」知ってる。私の部屋でもあの人はキレイだね、とよく褒めてくれてたから #twnovel
  20. 母なる大地・地球の声を翻訳する研究、通称「ガイアリンガル」は長い年月を費やした結果ようやく完成した。(我々、人類のことはいかがお考えですか?最近は環境に配慮するようになりましたが)ガイアの返答「うーん、正直どうでもいいかな、だって近いうちに隕石落ちてくるからね」 #twnovel

<< 前の20件 | 次の20件 >>