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Twitter::TheLastWill::archive::06

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これは http://twitter.com/TheLastWillTwitterでの投稿を再構成したものです。@TheLastWillについては Twitter::TheLastWill で説明しています。

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  1. 「被告人の行為は万死に値する」今までは修辞の言葉だったが、最新の研究で魂の指紋というべき個人認証ができ、生まれ変わりも追跡可能になった。そして厳罰化の影響もあって、現在は万死の刑が行われている。刑務官が3547回目の転生先の蚊に刑を執行するためアフリカへ出張した #twnovel
  2. ぼくの自由研究「インターネットを使って課題をしました。Rubyは難しかったけど、分からないことはついったーで質問しました。みんな平日でも仕事中でも丁寧に教えてくれてすごいなー、と思いました。というわけで夏休みの天気をPDFで出力するWebサービスが完成しました」 #twnovel
  3. 「中国人が同時にジャンプすると地震が起きる、って与太話あるわよね」「まぁ聞いた事あります」「別にインド人でも構わないけど、それだけの質量が一気に動くと影響も大きいわけ。じゃあ地球上のアリの体重の合計が人類を超える話は知ってる?」「まさか!」「そう、謎の天変地異の原因はきっと……」
  4. 「遅かったか……」見廻り同心は2人の死体を発見し呻いた。1人は町娘で、もう1人に後ろから辻斬りに遭ったのだろう。問題はその辻斬りが見事な袈裟懸けで斬られていた点だ。未だ誰も見た者がいないが辻斬りを狙う「辻斬り斬り」の仕業だと噂している。正体を掴むため辻斬りをする同心が後を絶たない
  5. 「危険な時刻になりましたね」「心配は御無用。桃の花から抽出し恵方に三晩供えた霊水を部屋の四方に撒き、さらに万全の結界を敷いていますので、奴の侵入は不可能でしょう」「し、しかしもう舟を漕いでる者が!」「くっ、睡魔の力これ程とは!やはり午後からの授業は危険だったか」 #twnovel
  6. 空にレンズを向ける。地表の熱とともに視線は地球から外に向かって飛んでいくのだ。きっと軌道上の人工衛星にはシャッターの音が聞こえるだろう。ガリレオ衛星からでも僕の眼に気がつくだろう。返事を書いてくれるかは、もはやどうでもいいのだ。まずこちらから何かを伝えなければ、なにも帰って来ない
  7. 影は一瞬で姿を換える。光が描いてると思ったら大間違いだぜ。影を描くのは影だ。いつもいかなる時も、人の、動物の動きを鋭く観察して描き続けている。風に揺れる髪の毛の一本一本さえも、横着せずに描いているのだ。あぁ彼らには敵わない。休むために夜があるのに、街灯なんかで照らすのはひどすぎる
  8. 「失礼ですがどちら様?」と最初に言うべきだったと後悔したが、最早遅い。おしゃべりな相手に調子をあわせて、ええ、そうなんですか、と受け答えをして誤魔化してきたものの、なかなか間を掴めず難儀した。やっと会話が途切れたときに向こうから「失礼ですがどちら様でしたっけ?」 #twnovel
  9. 今日は音が休暇だ。たまにイイさ。億年もずっと働きっぱなしだ、彼らにもバカンスは必要だろ?ついでにテレビもラジオも一緒に休んでしまおうよ。誰かの事故も銃声も怒号も、暗いニュースも聴かなくて済むし今日だけはゆっくりしよう。でも、もし貴方が僕に愛の告白をしたいならハンカチでも振ってくれ
  10. 霜降りの肉を食べたければ、肉牛の健康管理も細かい調整が必要だ。十分な栄養の摂取だけでなく適度な運動が望ましい。ところで、人間の健康管理ももう少し調整が必要なようだ、肥満が多い地域もあればまだ栄養不足の地域もある、我々牧場主にとって最適の食肉となるべく改善しないと #twnovel
  11. 竜宮城から帰ると故郷は変わり果てていた。どうしたものか悩んでると、そこに亀がやってきた「私もあのとき助けられた亀です」実はいじめられてた亀は2匹いたのだ「今度はこちらの竜宮城に来て下さい」と誘われ、他にあても無いので行くことにした。そして再び竜宮城から帰ると故郷は変わり果てていた
  12. 「君は身体を改造しなくては空を飛ぶことはできない。羽ばたく翼のために手はなくなってしまう。長い髪も切ってしまうし、声も失わなくてはならない。食事もこれからは貧しいものになるし、脚も小さくなってしまう。だからと言って嘆いているのではなく、むしろ惹かれているのだね」 #twnovel
  13. 「じゃあね」彼女が子供を連れていくのを東京駅まで見送った。もう18:00:00。向こうへ旅立った、……はずだ。僕は最後まで反対したが決心は固かった。確かに世界はもうボロボロだが、平行宇宙へ行っても解決しない。それに本当にあっちに行けるさえ確かめられないじゃないか #twnovel
  14. 帰り支度を整えてると、辺りが騒がしくなった。取材だろうか遠くからヘリがやってきて旋回している。ライフセーバーや、浜茶屋の若いアルバイトたちが何人も手をつなぎながら沖の方へざくざく歩きだした。波が高く時折彼らの姿が消える。それだけを見れば楽しそうに踊っているようだ #twnovel
  15. 青年海外協力隊から帰ってきた俺を東京駅まで迎えにきてくれた、後輩と彼女に向かってこう言った「モーリタニアの砂漠で2年間、種を撒いてきたがまさかこんなところまで飛んでたとはねぇ」大きなお腹を抱えた彼女も、後輩も言葉を発せず、ホームでは俺一人だけが笑い声をあげていた #twnovel
  16. 夜道をひたひたと足音がついてくる。噂のアイツに違いない。突然肩を掴むと女の人が笑顔で言った「ねえ私きれい?」僕は勇気を出して対処法を口にする「老後もずっと一人で暮らしていくの?」うまくいったようだ。肉食系女子に会ったら現実を突き付けると逃げてく話は本当だったんだ #twnovel
  17. 高校球児たちが闘う甲子園とは別に、俗に雨男甲子園と呼ばれる大会も開催されている。厳しい予選を勝ち抜き、全国から集まった精鋭が競うのだ。今年はどの選手も有望だが、しかし験力が強過ぎたようだ。各地で水害が起きた上、甲子園では2日連続で無効試合。彼らには悪いことをした #twnovel
  18. 夜の闇を集めて弾丸を生成した彼女は、無造作に空へ撃ち続ける。弾は空気抵抗と重力により上空で放物線を描いて地上に落下し、いくつかは誰かに流れ弾として当たるだろう。私はそんな趣味をやめるように言うのだが、それが仕事なのと聞かない。撃たれた者は猛烈な眠気に襲われる。彼女は俗に言う睡魔だ
  19. 悪魔に願いを尋ねられ、咄嗟に「世界中の女を肥満に」としたのは好判断だっただろう。仮に自分を痩せさせる願いをしたら、骸骨のようなガリガリの体型に変えられたに違いない。かくして彼女を除く全ての女性がメタボになったのだが、標準から逸脱した体型の彼女は決してモテなかった #twnovel
  20. 「やぁ憶えてるかな。小学生のころキミにいじめられてたね。15年間ずっとこの日を待ってたよ。このDMの意味を理解できるかい?ボクはキミのフォローの1人で発言ログも残してる。これまで仕事をサボったり、上司の愚痴を言ったり、機密を書いたり。それを会社に提出するのは困るよね」 #k1dn

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